ぴーなっつの投資日記

27歳男性会社員の日々の学びを発信するためのブログ

【書籍】生涯投資家

「生涯投資家」

この本ですが、













控えめに言って、

















めちゃくちゃ感動しました!!








はい。これを何としても伝えたかったので、冒頭にでかでかと書かせていただきました。

この本の著者は、村上世彰さんです。村上さんといえば、村上ファンドで儲けまくってフジテレビの一件で逮捕されたという、なんか胡散臭い人、と捉えておりました。みなさんはどうでしょう。


この本によって、僕は180°村上さんの見え方が変わりました。確固とした信念に裏付けされた投資を行い、日本をなんとか変えようとした、その表現があの村上ファンド、村上さんの生き方だったと知りました。




日本は、企業も個人もお金を溜め込んでいて、循環が起きない。だから、経済も成長していかない。
こんな状況を変えていくためには、企業はコーポレートガバナンスを導入し、資金を好循環させることが大切。本来調達した資金は、新しい投資に振り向けるか、投資先がないなら株主に還元していくことが上場企業の義務。それが嫌ならMBOなりして、上場をやめるべき。

投資家は厳しいチェックを絶えず行い、資金を持て余している企業がないかを調べる。そして、資金をうまく使えていない企業には、経営の変革を堂々と求めることが大切である。
これがアクティビストであり、本来市場には不可欠な存在なのである。村上さんもその1人。

個人が資産の半分近くを現預金として持っている日本は完全に経済が枯れてしまっている。一人一人がより良いお金の循環されていくことが重要である。



こういったことを村上さんは信じ、投資を通じた行動によって、世間に投資とはなんぞと、コーポレートガバナンスはなんぞと説いていたのでした。

そんなことを全く知らず、詐欺まがいの成金と思っていたのは非常に恥ずかしく、申し訳ないという気持ちになりました。

本の中には、具体的な事例にどのような思いで、どのような方法で投資し、経営に働きかけてきたのかが書かれています。僕にとっては目から鱗で、「こんな投資の世界があるのか」と驚くばかりでした。

・保有資産を活用せず、社長の独断で投資を行い損失を出していた東京スタイルに株主還元を求めたり、
・資本構造がおかしくなっていた、日本放送の株を買いこみ、変革を迫ったり、
・阪急鉄道を大再編させようとしたり、





ただ、株を買ってうるのではなく、その会社の中身まで変えようと働きかけていく。

そんなことが投資にはできるのだなと知りました。

自分も日本という国が、少子高齢化社会の中で、再び成長できるように、再び偉大な国にのし上がれるように、投資を通じて働きかけていきたいと思いました。

今は、一個人投資家として、一会社員として、コツコツ自分のビジネス眼、ビジネススキルを身につけていくことかと思います。


そして、














いつの日か投資家として羽ばたいてやる!


以上です^_^






生涯投資家