ぴーなっつの投資日記

27歳男性会社員の日々の学びを発信するためのブログ

東大卒プロゲーマー 論理は情熱にはかなわない

こんにちは。

先日、ときどさんの「東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にはかなわない」を読みました。

この本は、東大卒のときどさんが紆余曲折を経て、プロゲーマーになるはなしが書かれています。

プロゲーマーとは、スポンサーからもらうスポンサー料と、賞金で稼ぐ職業です。




この本には、情熱の大切さが書かれています。上達の源泉となるのは、論理的に考えることよりも、自分を突き動かしてくれる情熱なのだと。

ときどさんにとってのそれはゲームで、幼少期から格闘ゲームをやり込んできたそうです。結局、それがプロゲーマーへの道を開いたのです。

この本の魅力的だなと感じるのは、ときどさんがゲームで学んだことを、受験や大学院での研究に生かしているところです。普通、ゲームは悪のようなものと考えてしまいがちですが、そうでもないということがわかりました。相手との対戦で戦略を組み立てる力、上達するための計画力、反射神経、相手の心理を読む力、運を味方にする力等々ゲームを上達するためには様々なことが必要とされます。自分のゲームに対する価値観が若干変わりました。

本に書かれていた、ときどさんがゲームから学んだことについて書いてみます。


ー没頭すること
なにかに熱中する感覚を大事にする。筆者はゲームへ没頭した時のような熱量で、受験や大学での研究に力を入れた。

ー細かい知識を大切にする
細かい知識の積み重ねが、後々の強さにつながっていく。ゲームではムックと呼ばれる説明書を徹底的に読み込むことが大切。そこで磨いた基礎が、後々の成長に役立つ。

ー偶然の発見を大事にする
たまたま上手くいくことがある。そこからの学びを大切にする。ゲームではたまたま新しい技の使い方とかが出てきたりする。それを見逃さないで、自分の技にする。

ー公式の理解から、相手の人間の理解へ
闘いの公式はあるが、公式をマスターするだけでは80点までしか到達できない。タスク処理能力だけでは人間には勝てない。人間と人間の闘いは、公式が通用するような典型的なものから逸脱していく。そこで大切になってくるのが、相手をどれだけ理解しているか。

ーライバルと切磋琢磨する
自分だけで成長しようという人は、仲間と一緒に切磋琢磨している人には勝てない。ゲームで強くなるためには、レベルの高い練習コミュニティが絶対に必要。仲間で知識を共有していった方が、結果的に強くなれる。


これらのことを、仕事、投資、ナンパ、最近始めた麻雀などに展開していければと考えています。



東大卒プロゲーマー (PHP新書)